今年から「土曜日は山に行かなくてもいい日」にしたので、山を始めてから一番山行日数が少ない年になりました。
毎週無理に山に行くのも止めて、気が向いたときにほぼほぼ一人でふらりと出かけていました。
年間100日は山に行っていたあの頃はいったい何だったんだろ?
そんな今年の歩き納めは、通い慣れた鳳凰に行ってきました。
夜叉神峠に着くと雲がかかっていて「あー、今日はハズレかー」と思わずつぶやくと、写真を撮っていた男性が「そんなことないですよ。こんなレアなのはなかなかないです。ふつうは全く雲がないか全く見えないかのどちらかなんです。あー、雲が染まってきました。モルゲンロートだ。」
この男性は、山と渓谷や岳人といった山岳雑誌に写真を提供しているプロのカメラマンでした。
「すごい!すごい!」と言いながら写真を撮り続けていました。
私にはそんなに感動する景色には思えません。感動できない自分にガッカリしました。
北アルプスと南アルプスを主体に歩いているので、素晴らしい景色にはきっとたくさん出会っているはずなのに、それに気づくことができないのでしょう。
あー、私って損しているなあと思いました。たとえチャンスを目の前にしていても、それに気づかなければチャンスを拾えない。
感性が劣化したともいえるのかしら。
来年は、五感を研ぎ澄ませて、感動する心を育みたいなあと思いました。
いわゆる脳の再教育。
夜叉神峠にてモルゲンロート
観音岳からの甲斐駒ヶ岳。背後に雪を冠した北アルプス。
観音岳直下からの北岳。写真がしょぼいだけで、実際は迫りくるような迫力のある北岳でした。
若かったら、冬山にも挑戦して雪の北岳に登ってみたかったなあ。婆は雪見遠足で満足です。足るを知ることも大事。
鳳凰二山(南アルプス) 2023.12.29
<本日の状況>
アクセスの林道は積雪も凍結もなし。
登山口前のトイレは、通常のトイレは閉鎖され冬季トイレが解放されていました。
年末年始は、南御室小屋と薬師岳小屋(食事なし)が営業。要予約。南御室小屋のテント場は予約不要。
南御室小屋の水場は十分給水可能。
南御室小屋のテント場は、まだ雪が少ないのでスノーショベルがなくとも設営可能。
苺平手前までは夏道。以後積雪や凍結あり。慣れていればアイゼン不要な程度。歩き方が雑な人はチェーンスパイクの装着推奨。
朝6時現在、年末年始山岳特別指導ということで、山梨県の指導員の方が登山口前で登山届提出の確認をしていました。
31日は雨予報が出ているので、それによっては状況に変化があると思います。
今年山よりも多く行っていたのがボルダリングジムでした。
昨年末に立てた目標をクリアして、ある程度登れるようになったこともあって、知り合いもたくさんできました。
というか、みんなから認知されて声を掛けられるようになりました。
知り合いができることの良さは、教え合えること、お互いの登り方から攻略のヒントが見えてくること。
目標だったグレードを今年の集大成として丁寧に登って登り納めとしました。
去年だったら手が届かなかったグレードをフツーに登れるようになったのに、なぜか嬉しさや満足感よりも物足りなさが残りました。
それだけレベルアップできたのだと思います。
その上のグレードとなると、ちょっと厳しいけれど、あきらめずに挑戦し続けて、今よりも少しでレベルアップしたいな。
ボルダリング仲間には本当に感謝。あまり気が乗らない時も、行って話をするだけでも楽しかった。来年もよろしくね!
毎週無理に山に行くのも止めて、気が向いたときにほぼほぼ一人でふらりと出かけていました。
年間100日は山に行っていたあの頃はいったい何だったんだろ?
そんな今年の歩き納めは、通い慣れた鳳凰に行ってきました。
夜叉神峠に着くと雲がかかっていて「あー、今日はハズレかー」と思わずつぶやくと、写真を撮っていた男性が「そんなことないですよ。こんなレアなのはなかなかないです。ふつうは全く雲がないか全く見えないかのどちらかなんです。あー、雲が染まってきました。モルゲンロートだ。」
この男性は、山と渓谷や岳人といった山岳雑誌に写真を提供しているプロのカメラマンでした。
「すごい!すごい!」と言いながら写真を撮り続けていました。
私にはそんなに感動する景色には思えません。感動できない自分にガッカリしました。
北アルプスと南アルプスを主体に歩いているので、素晴らしい景色にはきっとたくさん出会っているはずなのに、それに気づくことができないのでしょう。
あー、私って損しているなあと思いました。たとえチャンスを目の前にしていても、それに気づかなければチャンスを拾えない。
感性が劣化したともいえるのかしら。
来年は、五感を研ぎ澄ませて、感動する心を育みたいなあと思いました。
いわゆる脳の再教育。
夜叉神峠にてモルゲンロート
観音岳からの甲斐駒ヶ岳。背後に雪を冠した北アルプス。
観音岳直下からの北岳。写真がしょぼいだけで、実際は迫りくるような迫力のある北岳でした。
若かったら、冬山にも挑戦して雪の北岳に登ってみたかったなあ。婆は雪見遠足で満足です。足るを知ることも大事。
鳳凰二山(南アルプス) 2023.12.29
<本日の状況>
アクセスの林道は積雪も凍結もなし。
登山口前のトイレは、通常のトイレは閉鎖され冬季トイレが解放されていました。
年末年始は、南御室小屋と薬師岳小屋(食事なし)が営業。要予約。南御室小屋のテント場は予約不要。
南御室小屋の水場は十分給水可能。
南御室小屋のテント場は、まだ雪が少ないのでスノーショベルがなくとも設営可能。
苺平手前までは夏道。以後積雪や凍結あり。慣れていればアイゼン不要な程度。歩き方が雑な人はチェーンスパイクの装着推奨。
朝6時現在、年末年始山岳特別指導ということで、山梨県の指導員の方が登山口前で登山届提出の確認をしていました。
31日は雨予報が出ているので、それによっては状況に変化があると思います。
今年山よりも多く行っていたのがボルダリングジムでした。
昨年末に立てた目標をクリアして、ある程度登れるようになったこともあって、知り合いもたくさんできました。
というか、みんなから認知されて声を掛けられるようになりました。
知り合いができることの良さは、教え合えること、お互いの登り方から攻略のヒントが見えてくること。
目標だったグレードを今年の集大成として丁寧に登って登り納めとしました。
去年だったら手が届かなかったグレードをフツーに登れるようになったのに、なぜか嬉しさや満足感よりも物足りなさが残りました。
それだけレベルアップできたのだと思います。
その上のグレードとなると、ちょっと厳しいけれど、あきらめずに挑戦し続けて、今よりも少しでレベルアップしたいな。
ボルダリング仲間には本当に感謝。あまり気が乗らない時も、行って話をするだけでも楽しかった。来年もよろしくね!
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by campanula2015
| 2023-12-31 20:30
| 山行記