アイゼンワークもクライミングもなかなか進歩がなくて凹むことが多いけれど、今回意外に落ち着いてスムーズに登れたし、トレースのない急斜面も自信を持って下れたから、やっぱり練習は生きるんだと思いました。
もっともっとアイゼンワークの精度を上げて、クライミングももっともっと練習して、行きたい山に自信をもって行けるようになりたい。
みなさんが終わったころを狙ってゆっくり出かけて行ったのに、前のパーティーがまだ順番待ち状態でした。
前のパーティーの男性曰く「あそこからもう30分動いていない」
マジ? ひょえー。その後30分で1mも進まない。(クライミングノレンシュウヲシテカラキテホシイ)
ということで、ここで2時間待ち。もはや景色にも飽きてきた。
救いは日差しがあってそれほど寒くないこと。
ベルグラ張りまくりで基本持てる手はないからプッシュ。
軸足を決めたら、スタンスを広く取って反対足で壁を押していれば、下半身が安定するので手を離して作業がしやすい。(私の場合)
ただ、グローブをしてのカムやカラビナの開閉に手間取りました。コツを教えてもらったので、家で練習しようと思います。
かっこいい写真を撮ってあげようとしたのに、指の入った写真ばかり。すみません^^;
もう時間が押していたので、硫黄岳を回って一般登山道で帰るのは止めて、大同心稜をクライムダウン。
前のパーティーは、懸垂下降を選択していました。
前の前のパーティーはというと、、、まだ登攀中。途中で抜かさせてもらいました。
小同心クラック(八ヶ岳) 2024.3.10
美濃戸口から美濃戸までの林道。前の前の車が見事に林道からダイブ。後続車から続々人が集まってきて救出作戦。
でも、結局無理でJAFに救援要請。やっぱ、あそこ、運転しちゃあかんわ。
当事者の方は、律儀にも夜にその報告とビールの差し入れを持ってお礼に来てくれました。山は相互扶助が基本だと私ら世代は思っています。
でも、地元の山の河原の駐車場でも、SNSにあげるための写真だけ撮って救援に力を貸さずに立ち去る人が多いこと。時代が変わった。
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by campanula2015
| 2024-03-18 13:00
| 山行記