人気ブログランキング | 話題のタグを見る
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12321502.jpg

アイゼンワークもクライミングもなかなか進歩がなくて凹むことが多いけれど、今回意外に落ち着いてスムーズに登れたし、トレースのない急斜面も自信を持って下れたから、やっぱり練習は生きるんだと思いました。
もっともっとアイゼンワークの精度を上げて、クライミングももっともっと練習して、行きたい山に自信をもって行けるようになりたい。

みなさんが終わったころを狙ってゆっくり出かけて行ったのに、前のパーティーがまだ順番待ち状態でした。
前のパーティーの男性曰く「あそこからもう30分動いていない」
マジ? ひょえー。その後30分で1mも進まない。(クライミングノレンシュウヲシテカラキテホシイ)
ということで、ここで2時間待ち。もはや景色にも飽きてきた。
救いは日差しがあってそれほど寒くないこと。
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12354842.jpg


ベルグラ張りまくりで基本持てる手はないからプッシュ。
軸足を決めたら、スタンスを広く取って反対足で壁を押していれば、下半身が安定するので手を離して作業がしやすい。(私の場合)
ただ、グローブをしてのカムやカラビナの開閉に手間取りました。コツを教えてもらったので、家で練習しようと思います。
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12391367.jpg


かっこいい写真を撮ってあげようとしたのに、指の入った写真ばかり。すみません^^;
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12420653.jpg

小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12540332.jpg

小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12545037.jpg


もう時間が押していたので、硫黄岳を回って一般登山道で帰るのは止めて、大同心稜をクライムダウン。
前のパーティーは、懸垂下降を選択していました。
前の前のパーティーはというと、、、まだ登攀中。途中で抜かさせてもらいました。
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12574432.jpg



小同心クラック(八ヶ岳) 2024.3.10
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12435146.jpeg


美濃戸口から美濃戸までの林道。前の前の車が見事に林道からダイブ。後続車から続々人が集まってきて救出作戦。
でも、結局無理でJAFに救援要請。やっぱ、あそこ、運転しちゃあかんわ。
当事者の方は、律儀にも夜にその報告とビールの差し入れを持ってお礼に来てくれました。山は相互扶助が基本だと私ら世代は思っています。
でも、地元の山の河原の駐車場でも、SNSにあげるための写真だけ撮って救援に力を貸さずに立ち去る人が多いこと。時代が変わった。
小同心クラック まさかの2時間待ち_e0351924_12523319.jpg


# by campanula2015 | 2024-03-18 13:00 | 山行記
晴れだけれども昼から風が強まる予報。さて、どこに行こう?
よって、朝5時に駐車場に着ければ昼前には赤岳鉱泉に確実に戻って来れる山を選択。
が、いつもながら目論見が甘くて、午前10時前には強風。山頂直下は暴風。
この南からの強い風はこれからもっともっと強まるはず。
ということで、安全を期して、この風を避けられる地蔵尾根を下りました。
そろそろ八ヶ岳のシーズンも終わりが近づいてると感じました。
八ヶ岳を楽しむなら今の内。みんな同じことを考えているようで、昨夜の赤岳鉱泉は満員御礼だったそう。



今日登る八ヶ岳の主峰である赤岳は、山の難易度は低いものの、美濃戸口からの林道の運転は難易度が高い。
今日は、行きも帰りもつるっつる。ヤバイでしょ。よって、歩きました。
赤岳_e0351924_13261975.jpg


登りは文三郎尾根。まあまあ登山者がいました。なのでトレース明瞭。
先々週よりも雪は締まっていて難易度が格段に下がっていました。
赤岳_e0351924_13264900.jpg


文三郎尾根の上部。もう岩が露出しています。八ヶ岳のシーズンもそろそろ終わりに近づいています。
赤岳_e0351924_13282995.jpg


山頂直下。まだ10時前なのに早くも風が強い。山頂に近づくにつれ暴風。
赤岳_e0351924_13294060.jpg


記念撮影の時には、ちゃんと足を閉じましょう!
赤岳_e0351924_15244532.jpg

赤岳_e0351924_15255175.jpg


稜線上は爆風。だいぶ雪は減っています。
赤岳_e0351924_15260643.jpg


地蔵尾根の雪はまだまだ楽しめるほど残っています。
赤岳_e0351924_15270517.jpg


地蔵尾根を下る途中で後ろを振り返って。
地蔵尾根を下降し始めると、風の影響がなくて快適に下れました。やっぱこっちだよ。
でも、ほとんどの人が爆風の中を文三郎を下山。みなさん、チャレンジャーだなあ。私、ムリ!
赤岳_e0351924_15315871.jpg


赤岳(八ヶ岳) 2024.3.3
赤岳_e0351924_15351200.jpeg


【本日の状況】
八ヶ岳美術館を過ぎてから、所々で凍結箇所あり。よって、美濃戸口までもノーマルタイヤでは無理。
美濃戸口~美濃戸の林道は、凍結でつるっつる。車両規制がされていました。
いちおう私は、スタッドレスにチェーン、四駆、マニュアルという車の条件ではあるけれど、運転技術が低いので無理。
帰りに、チェーン装着のSUVにピックアップしていただいたけれど、結構滑っていました。

美濃戸から行者小屋まではアイゼンはあってもなくても。チェーンアイゼンを付けると道を選ばなくてもいいから楽。

行者小屋から上は12本爪アイゼン推奨。雪は締まっていてアイゼンがよく効く。トレース明瞭。

赤岳鉱泉まで戻ると、爆風で途中撤退してきたという登山者が結構いらっしゃいました。
地蔵尾根は嘘のように静かでした。

【覚書】
上山途中で会ったお仕事中の知り合いに、歩行について指摘されました。
もっと自分側に引き付けて足を置けば、自然と軸足に体重が乗ってもっと安定する。常に股を閉める感じがいい。とのこと。
なるほど~、たまに二軸になってしまっているなあっと感じていて、修正点を模索していたのだけれど、指摘通りに足を置くだけでだいぶ改善されたと実感。
# by campanula2015 | 2024-03-05 12:30 | 山行記
全身モンベルなおばちゃん(笑)
でも、まだまだ命は惜しいので、アイゼンはモンベルではございません。
金かけるべきところにはかけてます~。
赤岳_e0351924_12412958.jpg

山頂直下で、ガイドのお仕事中の知り合いに遭遇。
「今日の文三郎は悪いから気をつけて」の一言を残してお客様と一緒に去って行きました。
「S君も来ているよ」とのことだったので、帰りに赤岳鉱泉に寄ってごあいさつと雑談。ついでにランチ。
帰りの美濃戸から美濃戸口までの林道歩きに辟易。でも、あそこを運転する気がしない。
だって、どう考えても、この山で危ないところがあるとしたら、あの林道の車の運転。
あの林道の運転に自信のある方、ご一緒しませんか?駐車料は私持ちでいいから。



行者小屋の水場
十分取水可。
赤岳_e0351924_12455042.jpg


下山。真っ白け~。
赤岳_e0351924_12463282.jpg


美濃戸口の駐車場着は5:00ちょい過ぎ。一番上の駐車場に2台の空きあり。ラッキー。
駐車料は下山後精算。800円也。
おまけで珈琲をくれるのですが、私の場合、正午過ぎにカフェインを摂取すると夜眠れなくなるのでパス。
後日でも利用できる珈琲券が結構たまっているので、欲しい方差し上げます~。
赤岳_e0351924_12480926.jpg


赤岳(八ヶ岳) 2024.2.18
赤岳_e0351924_13003993.jpeg


【本日の状況】

美濃戸口までは凍結箇所なし。ノーマルタイヤでも大丈夫な感じ。ただ、駐車場は凍結箇所あり。
美濃戸口~美濃戸の林道は、要タイヤチェーン装着。朝は凍結箇所があり、帰りはシャーベット状。

美濃戸、美濃戸口の駐車場共に1割程度の空きあり。
赤岳鉱泉は、昨夜の宿泊客が240人だったそうで満員御礼。そのわりに赤岳の登山者はまばら。
みなさん、土曜にに登ってから宿泊するというパターンなのかしら?

南沢の登山道は、下の方は雪はほぼなくて朝は凍結。チェーンアイゼンがないと危ない。
北沢の登山道は、下の方はやや凍結気味ではあるけれど、アイゼンなしでも十分対応可でした。

行者小屋~赤岳鉱泉、アイゼンなしで下山しましたが、湿雪でちょっと歩くと靴の裏に雪だるま。
もう春が近い感じ。

行者小屋から上は要アイゼン。12本爪推奨。
本日は上部の雪が柔らかくて、ワンミスでさようなら~ともなりかねない感じでチェーンスパイクでは危ない。


# by campanula2015 | 2024-02-20 12:30 | 山行記
大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_13491851.jpg

ようやく八ヶ岳のシーズンが到来したので1年ぶりに行ってきました。
駐車場も赤岳鉱泉も満員御礼でした。
今回は、大同心稜から大同心の頭に登り、横岳を経由し横岳縦走、そして地蔵尾根を下るというルートで八ヶ岳の冬を楽しんできました。
大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_13502958.jpg


ココ、つるつるに凍っていて、未熟な私は結構苦戦しました。
条件が悪くてもあわてないようにクライミング技術をあげねば。練習あるのみ。
大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_13594977.jpg

大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14000693.jpg


大同心の頭に着きました。「八ヶ岳の展望台」と言われているだけに素晴らしい眺めです。
大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14032162.jpg

大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14033702.jpg

大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14035642.jpg

大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14474262.jpeg

大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14042531.jpg


鉱泉から今日歩いたルートの全容が望めました。
大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14043966.jpg


大同心稜(八ヶ岳) 2024.1.28
大同心稜~横岳(八ヶ岳)_e0351924_14500246.jpeg


【本日の状況】
小淵沢IC~美濃戸口
凍結.積雪無し

美濃戸口~美濃戸
所々凍結あり(大丈夫そうと思ってもタイヤチェーンを付けるのがマナーですよ~)

美濃戸~赤岳鉱泉
積雪あり(氷の上に薄く雪が乗っているだけのところもあるので注意)
多くの人がチェーンスパイクを付けていますが、無しでも十分。付けない方がペースを上げることができて都合がいいくらい。

赤岳鉱泉から上は12本爪アイゼン推奨。
チェーンスパイクの人も結構いるので、できるだけ近づかないようにするのが安全策。

稜線上の雪はアイゼンがよく効き歩きやすかった。

来週末はイベントがあり鉱泉は200名の宿泊予定とのこと。よって、駐車場は激しい争奪戦かなあ。

# by campanula2015 | 2024-02-01 16:00 | 山行記
鳳凰山(南アルプス)_e0351924_11120868.jpg

今週もアイゼンの慣らしを兼ねてのトレーニング。
1年ぶりの冬靴+アイゼンの重みになかなか慣れません。やっぱ齢か?
ぶっちゃけ、この先どこまで体力が落ちていくのかかなり不安です。
極力一喜一憂しないようにしようと思います。現状を受け入れることが大事。
そうは言っても凹む。体力の低下と山へのモチベーションは比例しているのが現実。

展望地付近の登山道の様子
鳳凰山(南アルプス)_e0351924_11131339.jpg


南御室小屋の水場
鳳凰山(南アルプス)_e0351924_11140320.jpg


八ヶ岳の雪が増えている感じ。そろそろ遊びに行こうかなあ。んー、もうちょっと雪が欲しいかも。
鳳凰山(南アルプス)_e0351924_11151190.jpg


たまには記念撮影
鳳凰山(南アルプス)_e0351924_11154687.jpg




【本日2024.1.14の状況】
芦安手前から積雪あり。要スタッドレスタイヤ。
スタッドレスタイヤなら運転に支障がない程度。
道路に凍結防止剤がバンバン撒かれています。
高速の冬タイヤ規制は安曇野ICからの表示が出ていました。

登山口から積雪と凍結あり。
展望地より少し上から12本爪アイゼンが使えるほどの積雪あり。
地蔵ヶ岳までチェーンスパイクでも可能(でも、それだとわざわざ練習の山に来る意味なくね?)。

朝6:00時点で駐車場には10台ほどの車。
昨夜は、南御室小屋の幕営地には1張り、冬季小屋には2名の宿泊があった(と思われる)。
先週よりかなり積雪量が増えていますが、この時期にしては少なめ。
そこそこ人が入っているのでトレースはバッチリ。
薬師ヶ岳から先、稜線上は雪があったりなかったり。アイゼンの爪が減るのが気になるぅ~(え?^^;)

南御室小屋の水場、雪に埋もれてはいるけれど取水可能。要根気。
上の画像参照。
幕営地は、スノーショベルがなくても設営可能な程度の積雪。
# by campanula2015 | 2024-01-16 12:00 | 山行記